2008年09月24日

麻生内閣発足

総選挙対策内閣が、いよいよ発足した。

国民の方を見ていない福田首相の辞任から始まり、5人出馬した総裁選挙は出来レース。
民主党の小沢さんだけがターゲットの選挙は、自民公明党が思ったよりは盛り上がらず、その間に色々な事件が多発した。

しかし何も手を打とうとしないだけでなく、信じられない発言をする大臣まで現れて…
おまけに、本来ならまだ仕事中である福田さんは知らんぷり。

まあ今更グチグチ言っても仕方ない。


さて麻生さん。
首相になって早速の組閣だが、メンバーを見てある意味、『成る程』と思った。

一つは派閥に捕らわれてないって事。
無派閥からの登用が多いのには「さすがだな」と言う感想。
出も考えてみると、これってやはり『総選挙対策』だな。

特に目玉が、小渕優子少子化対策担当相(34歳)。
なんでわざわざ年齢を書いたのかって事は、知っての通り戦後最年少の入閣入りだからだ。

小渕と言えば、あの小渕元総理の娘。
小渕総理が急逝された後、その地盤を受け継いで出馬し当選した子だ。
その当選時の言葉を覚えているかな?
『これからしっかり勉強したいと思います』だ。
これから…だよ(^^;)

群馬県民にとって、政治は誰がやってもいいらしい…と、その時思った。


麻生総理もそうだが、今の政治家には2世3世が山ほど居る。
別に、2世3世が悪いと言っているのではない。
逆に国民の為に何をすればよいのかを幼少の時から叩き込んでいたのなら、私利私欲に走ることなく国政に専念出来るかもしれない。


まあこの内閣が何の為に生まれ誰の為に組閣されたのかは、これからの状態を見なくてはならないが、少なくとも福田内閣の様に姿形の見えない事にだけはなって欲しくない。

なんせ、こんなご時世だ。
せめて僕のボヤキの数を減してもらえると、嬉しいのだがね。
posted by 諷太郎 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

福田康夫辞任、河野洋平の引退とは

福田首相が辞意を表明してはや半月が経った。

その間、国内での混乱ぶりは見事であったとしか言い様がない。

最近だけでも、三笠フーズの事故米転売事件。
北朝鮮、金正日の健康悪化疑惑。
国籍不明潜水艦の領海侵犯事件。
そしてトドメは、米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻。

細かな事を言えば切りがないが、この様な自体に誰一人何一つ日本の政治家は動こうとはしなかった。

三笠フーズの事件に関しては、太田農林水産大臣が「人体への影響はないと自信をもって言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」の一言で終了。
誰が見ても問題だろうって思われる農林水産庁は「立入調査がしっかりしてれば防げたという議論はある。調査は不十分だったと申しあげている。が、それによって現段階でわれわれが責任あるとは考えていない」と他人事。
農政事務所元課長が三笠フーズの接待を受けているのではないかと言った疑惑がでてきても、福田総理は知らん顔

北朝鮮の金正日が重病になったとの報道が世界を駆けめぐった時も、日本の外務省は何ら動きを見せなかった。
この情報が正しかったなら、日本に対する影響はかなりなモノになるはずなのにだ。
当然、北朝鮮拉致被害者に対する交渉も変化するだろうし、再開発を始めた原子炉についても即座に対応出来る準備をしなくてはならない。
特に外交問題は総理の意向が大きく反映される。
知っての通り日本の外務省は自省の利益しか考えない
そこで総理の屈強な指示が必要となるのだが、福田総理は知らん顔

でもって、やはり外交…というか、自国防衛について不認識なのが福田総理。
まあ中国潜水艦により領海侵犯など今に始まった事ではないが、問題なのは明らかに日本の政治不安な状態を狙っての軍事行動
国のトップがどう動くかによって、自衛隊の志気が変わってくるのは当たり前だ。
本来なら総理自ら自衛隊に、領海侵犯を許さない様訓辞をたれるべきだが、それすらなく「国籍不明」で幕引きで御座い。
結局最初から、福田総理は知らん顔

最後に来たのがリーマン社崩壊による、株価の大暴落。
リーマン社が破綻してもアメリカは国費を使っての救済はしないと言っていた。
ならば市場は大きく負の連鎖に傾くのは、素人が見ていても分かるはず。
おまけにここは、日本の投資会社との関連も深い。
で、大半の投資家達が市場から手を引き、企業は運転資金に困窮する。
そうなると、さらなるコストダウンの為のリストラや給料・ボーナスの減額→消費の減少→企業の収益減少→投資家の撤退→企業の倒産…と言った、どう見てもバラ色の社会になるとは思えない状態になるだろう。
この様な自体になると分かっていたにもかかわらず、出てきたのが与謝野経済担当相の「これを契機に一気に落ち込みが深くなるとは考えられない(オレは総裁選で忙しいのだ)」発言で、これまた終了。
ところが米連邦準備制度理事会が9兆円もの融資をして連鎖崩壊を回避するとなった途端、日銀が3兆円もの資金を供給した。
そんな事は、事前に予想して準備しておけよ…と思うのだが、福田総理は知らん顔


現在日本には、総理大臣は存在しないのかい??

「や〜〜めた」と言っても、まだ任は解かれていないんだろ。
福田さんは、そこまで徹底して無責任なのか
辞めたいと思っても、任が解かれるまではやり遂げなくてはならないだろ。
これが日本のトップだと思うと、情けないを通り越して『笑っちゃう』ね。


さて、時を同じくして河野洋平
これまた時代を作ってきた男だ。
日本を見事に中国の下僕国家と貶めた政治家の1人として、永久に記憶されるだろう。

まあ、彼が行った唯一の良い事がある。
…そう、社会党と連立政権を作って、社会党の総理大臣を押し立てた事だ。
お陰でその後、見事に社会党は崩壊し、残った社会党信者が集まって「社民党」を設立し、細々とお祈りしている。
河野洋平がいなかったら、社会党の崩壊はまだ先に延びていただろう。

日本丸の舵を任された2人のキャプテン。
その舵取りは、日本を何度も危機に陥れた。
今もその亡霊に悩まされているが、せめてこの後出てくるキャプテンには、真っ当な航路を選んで欲しいモノだ。
posted by 諷太郎 at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月11日

各省庁の天下り“超優遇”だそうだ。

世間は自民党総裁選挙一色
ニュースを見てもそればっかり。

次に来るのは汚染米の転売事件
たしかにこりゃ、偽装問題よりも悪質だ。
なんせ毒入り餃子みたいなモンだろ。

しかしそれがまかり通るのは、いかにお役人様が自己の利益しか考えていないかって事だな。

役人共の能力の無さで、必要ない米を輸入しなくてはならなくなったはず。
→でもって米が余る
→だから減反政策
→でも諫早湾の干拓事業などは続ける
→当然さらに米が余る
→余った米が腐ってくる(若しくは毒入り米を輸入する)
→どうでも良いからどんな奴にでも売って責任転嫁しちゃえ
→買った所もいらないなあ
→なら加工米として売っちゃえ

訳、分かんないッス(;_;)
分かるのは、お役人は無責任…って、今更言っても仕方ないか(苦笑)


おやおや本題に入る前に、ボヤいてしまった。
さて、今日の話題。

どの新聞やニュースでも、密かに取り上げられているのがこのニュースだ。
会計監査員の発表で、中央省庁の役人OBが天下っている公益法人は、OBのいない公益法人に比べて国からの事業の受注額が8倍も違うそうだ。

8倍だぞ、8倍…(@。@)
しかしなぜ随意契約なのかね?
それも信じられないような条件を出して、新規参入を認めないのがありありの随意契約。
『専門性』などと好き勝手言ってるが、ひたすら税金を食い尽くす事しか考えていない状態は、全く変わっていない。

別に民主党の支持者ではないが(疑う人は過去ログを見てね)、今回ばかりは民主党公約の「公務員改革制度」を支持するよ。
いや…小沢さんは、あまり好きじゃないけどね(苦笑)

なんにせよ、自民党からは「財源をどうするのか」などと言われているが、中央省庁の呪縛を断ち切れない自民公明両党も、使い物にならない。

今回の自民党総裁選挙の論点は、この公務員改革制度『天下り禁止法案可決』を議題にしてもらいたいモノだ。
posted by 諷太郎 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

大阪府は独裁国家か共産国家になったのかい?

阪府の橋下徹知事は6日、廃止方針を打ち出している府立国際児童文学館(吹田市)の普段の館内の様子を調べるため、職員に内緒で2日間にわたってビデオ撮影していたことを明らかにした(6日 毎日新聞)

ほほう…盗撮かぁ。

まさか、橋下さんに盗撮のフェチがあるとはねえ(苦笑)
しかし図書館フェチだったとは驚きだ(大笑)
毎晩、盗撮ビデオを見ながら○○○してる姿は、考えただけでもおぞましいね。

え??
違うって…そりゃ失礼致しました(笑)


となると、大変だな。
盗撮で部下を支配するのが、橋下知事のやり方かい。

「民間だったら当たり前のリサーチ」だって?
ほう…
世の社会人の皆々様方、あなた方の会社では盗撮が当たり前なのですか??
常に社長の腰巾着に、社員の行動を盗撮されていてOKなのですか?

しかし恐ろしい発送だ。
この発送が話題にならない大阪府民には感心する。


盗撮でしか部下を支配出来ない力量しか持たない男を、府のトップに祭り上げた。
人を動かすのは、盗撮か?
人の上に立ち、大阪の苦境を乗り越えるためには「この人の為なら…」と思わせるような人物であって欲しいと思うのは、僕だけだろうか。

「実際は漫画図書館」と不満を表したらしいが、そんな事は盗撮ではなく見たら分かるだろ!!
結局、盗撮をする事でしか部下の仕事を評価出来ないのは、時分自身が無能な事を証明しているって事にならないか!

でも最も恐ろしい事。
ナチスが政権を握った時行った事が盗聴。
盗撮から盗聴へ移行するのに、どれくらいの時間がかかる?
「公務員の仕事を監視する為」って言い訳さえ有れば、何でもOKになるのはすぐだろう。

それが公官庁だけに止まるって、誰が保証出来る?

「府の出血を阻止する為」と言った言葉が勅令の如くはびこり、府民全体が橋下知事とその腰巾着のグループのみに支配されるかもしれないって、誰が保証出来る?

メディアで持て囃された橋下知事は、映像の威力を知っている。
そしてバカな国民は『映像=真実』といった妄想を抱いている

映像なんて、発信の仕方で何とでも真実を曲げる事が出来るのだ。

盗撮という恐怖でしか部下を支配出来ない者が、橋下知事だ。
そしてコレを問題にしない大阪府民やメディアは、何年か後にしっぺ返しを喰らうだろう。

この問題は大阪府だけのモノではない。
ほっておくと、いずれ日本は中国や北朝鮮の様な状態になるだろう。


ほら…
あなたの仕事ぶりを、誰かが密かに写しているよ…
posted by 諷太郎 at 00:10| Comment(9) | TrackBack(1) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月05日

自民党総裁選…その間に世界は!!

ニュースを見れば自民党総裁選の立候補者の事で大騒ぎだ。

どんどん立候補者が名乗りを上げ、ついこの前の福田政権のニュースとは大きく取り上げ方が異なってきた。
たしかに、色々な人物が立候補するのは良い事だと思うのだが……


しかし改めて見てみると、福田首相退陣は見事に党利党略のみに演じられたものだね。
見事に民主党の話題が吹っ飛んでしまった。
小沢代表の無投票当選が、国民の期待を裏切った事が強調されてしまった。
まあ、それ自体は民主党の愚かさが出たと言う事で仕方ないのだが、問題は別のところにある。

今日も午前中の株価が大幅に下落している。
ニューヨークもそうだし、世界的に不況の波が再び覆い被さってきた。
にもかかわらず、福田総理はすでに仕事をする気はないし、日銀の副総裁すら未だに決まっていない。
企業自体がオイル高で苦しんでいる中、何ら手を打つことなく、方針すら出すわけでなく、放置プレイを楽しんで、首相ゲームを興じている自民党に、何が期待出来るのだろうか?

かと言って、民主党もこの体たらくだしなぁ(;_;)
ウンコ味のカレーを食うか、カレー味のウンコを食うかってところだねw


そうそう、その間に北朝鮮は声明を出した。
「拉致問題調査委員会発足を差し控える」って。
案の定…と言うか、見事に利用されちまった。
となると、部分解除の話しはどうなるの?

彼方此方の案件を放置プレイしているものだから、この様な事になってくる。

政府政治に期待出来ない我々庶民は、結局は自主防衛しか手はないのだろうか…
posted by 諷太郎 at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

福田総理、電撃辞任

福田総理が1日、辞任の意を表した。
コレには僕も1本取られた。

結論から言おう。
公明党にやられたね(苦笑)

コウモリ党である公明党は、与党して美味しいモノも食いたいし、かと言って創価学会の指示を無視するわけには行かないので、自民党に無理難題を言ってきた。

最たるモノは、今度の総選挙対策であるバラマキ減税だ。
そう「低所得者向けに額減税」って言う1兆円の経済対策を自民党に要求してたなぁ。
『これ以上赤字国債を増やしてでも良いから、選挙対策をしろ(by公明党)』って事だね。

そんな事する前に、冬柴なんとかが国土交通省の大臣だった時に、国土交通省の天下り先をぶっつぶせば1兆以上の節税が出来ただろ。
お役人には逆らわないで、国民に赤字を押しつけるんだからたいしたモンだ。


まあ、今回はそんな話しじゃない。
情けない福田総理の事だ。

前回の安倍総理も似たようなタイミングで辞めちゃったが、それよりまして悪いタイミングじゃないの?
って言うか、単純に選挙対策ってのが気にくわない。

いまだ決議されていない法案が山ほど残っているし、内閣改造後の臨時国会も開いていないにもかかわらず『もうや〜〜めた』ってのは、支持率低迷で巻き添えを食らう事をを恐れた公明党の言いなりってモンじゃん。

そりゃ確かにネジレ国会は厳しいのは分かるよ。
でもその原因を作ったのは、自民公明の無策の為せる技だろ。
行き詰まってしまったら投げだしゃ良いってもんじゃないし、人気だけで次の総理を決めりゃいいってもんでもないでしょ。

民主党の方は、相変わらず無投票で小沢さんが継投する。
小沢って言えば55年体制の亡霊みたいな策略しか取れないんだから、国民は何処を頼ればいいんだい??


もうこうなったらいっその事、政界大再編って事で、各政党を一度バラバラにして組み直したらどうなのかね。

国民に目を向けることなく、自分の器以上のモノを背負い込んだ結果がコレだ。
情けない話しだ。

情けない。
posted by 諷太郎 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

強きに弱く、弱きに強い!!

今日の朝刊で、大阪府の橋下知事が関空工事に関して「金出さぬなら戦略出せ」と吠えたらしい。
そう言えば、前国土交通省の冬柴サンから『素人』呼ばわりされて、かなり頭に来てたからなぁ。

目くそ鼻くそ、(^ε^)ププッ…ってとこかな。

以前も書き込んだように、橋下知事自身も全く独創的(いや、現実的な)な戦略を出してはいない。
冬柴サンもお役人様の言いなりで、大阪で言えば横山ノック元知事みたいなモンだったしなぁ。

冬柴サンは替わったけど、国土交通省VS橋下知事の低次元の戦いは、さてどうなるんだろう??
まあ、強きに弱く弱きに強い橋下知事が、何だかんだと言い訳付けて逃げるのは目に見えてるんだがね。

例の淀川水系ダム建設を受ける替わりに、関空2期工事予算を貰うなんて事、しちゃったりして(笑)


さて今日はもっと具体的な話しで行こうか。
先日橋下知事は北川正恭氏、本間正明氏等を大阪府の特別顧問に起用する方針を固めたらしい。

わざわざこの両名を取り上げた理由は、ミーハー的な橋下教信者ではないまともな人間ならすぐにピンと来るだろう。

まずは北川氏。
元三重県知事で「改革派知事」として名を馳せ、特にシャープの亀山工場誘致成功の業績は有名である。
次は本間氏。
彼は安倍政権下で政府税制調査会会長に任命されてにもかかわらず、愛人問題が発覚し1ヶ月で辞任した方が有名だが、本来は法人減税論者で大企業重視、消費者軽視論者だ。

両名の共通点は、大企業だけにテコ入れすば経済は右肩上がりになると言った論調の持ち主であると言った事だ(北川氏は少し違うが)。

特に本間氏は、法人3税の減税を強く推し進め、その減税分を消費税で賄おうとした男だ。
彼は大阪市で自分の方針に沿うようなメンバーを集める事に固執し、大阪市において都市経営諮問会議を崩壊させた男でもある。

つまり橋下知事は、自分では何一つ政策を考え出す事が出来ないから(do notではなくcan notだよ)、名前だけで話題を集める事が出来る人物を召還したと言う事だ。


最近ようやく内閣府が経済の低迷を認める発表をした。
一時いざなぎ景気を抜いたなどと、バブル崩壊以降の政府の失策を隠す発表を臆面もなく続けてきた内閣府がだ。
これには当然からくりがあって、経済的に裕福になってきたのは国民の1%の人間だけで、残りの99%の人間は賃金の減少や物価高に苦しめられていた。
その1%の裕福層のお陰(?)で、経済が立て直していると思わせてきたのだ。
つまりは、日本国民の経済格差は中国同様、年々拡大してきたってわけだね。

その政策同様の方針で、大阪府を活性化させようと大ボラを吹いているのが橋下知事だ。
今後の大阪府の動向は、大企業優先、一般庶民軽視の路線が確定する事は覚悟しておいた方がよいだろう。
橋下知事によって、益々経済格差が広がるだろうって事は確かな方向に、舵を切った。

特に80%のアホな橋下知事支持者の連中は、後からグチグチ文句を言うんじゃないぞ。
君たちが裕福な1%に入れる保証は、何処にもないのだからね。



次に気にかかる事は道州制の事。

本間氏も道州制に関しては強く興味を持っている。
しかし現在の憲法及び法制度の元では、道州制に関しては何ら定義もない。
と言う事は、地方自治法で定められている二元代表制の定義すら存在しない事になる(首長独裁OKだってあり得るのだ)。

そしてそれに対する税法の改定は、国(特に各省庁)との駆け引きに、どれだけ葛藤を生じさせる事だろう。
新たな立法を作り、法制化し、公布するにはどれだけの時間と労力と無駄な金が流れるのだろうか?
首長の任命や権限などを含め、権力の集中が起こる事態も懸念される。
それを分かっているのかな?

更に都合の悪い事に橋下知事を筆頭に、道州制を導入すれば、地方経済が活性化するとの幻想を抱いている事だ。
橋下知事は、政治に関しては全くのど素人だから、『道州制』と言った言葉の響きの良さに飛び付いただけなのは良く分かる。

しかし本間氏は、まがいなりにも専門家のはずだ。
にもかかわらずメリット(確かに運用次第ではメリットは有るよ)、デメリットを語ることなく、幻想を振り回し、バカな大阪府民を橋下知事同様に洗脳している。

現時点では道州制の採用ではなく、都道府県の再構築ならまだ理解出来る。
しかし見えもしない夢を見せつけて、話題作りだけに邁進するようでは、大阪の地盤沈下は免れないだろう。


この件でマスコミは、本間氏の愛人問題にだけコメントを求めていたが、バッカじゃねえの!!
確かに愛人問題だけなら私的な問題だ。しかし、愛人と官舎同棲となると税金の不適切な使用という意味においてはかなりの問題だ。
弁護士のくせに、それすら「私的な問題には…」などと1点だけを取り上げて誤魔化している橋下知事の良識の無さにも呆れいる。

マスコミは大阪市の都市経営諮問会議を崩壊させた本間氏自身の資質について、橋下知事が『具体的に』どう考えているかを問うべきではなかったのかな?

僕的には本間氏を採用したのは、単に大阪市に対する当てつけでしかないような気がして仕方ないのだがね(^^;)


さて最後に一言。
26日、大阪府の教育委員会と橋下知事との懇談があったとの報道があった。

その内容は教育委員会に対して『大阪の教育をどう導くかのビジョンがない』との事…
挙げ句に『習熟度別授業や放課後学習など僕が提案しているばかりだ』と声を荒げたらしい←つまりは『恫喝』って事だな。

習熟度別授業なんて、以前から文部科学省が言ってるよ。
別に橋下知事が言いだした事じゃない。
それが出来ないのは、橋下知事を指示している連中の箱物作りのために、教育の方まで予算が回っていないからってのは言わないのかね。

放課後学習ってのも、言えば東京の受け売り、2番煎じ。
それも金も出さずにボランティアを募ってなど、現実味に乏しい案ばかりだ(コレは、以前ここで酷評した)。

結局、橋下知事が出した『独創的』な自身の案は『グランドの芝生化』だけだよなぁ(苦笑)

国に対して『金出さぬなら戦略出せ』と言った事をそのまま府でやってるじゃん。
『金は出さないが、口は出す。』ってのは民間でも最悪の経営方針だろ。
何にせよ教育だけに限った事ではないが、国内最低の賃金で国内最高の教育を与えろと言う事は、旧日本軍の38式歩兵銃でM60機関銃と対峙しろって言うことと同じだね。
知事自身が国内最低レベルの教師を集めておいて、国内最高の教育が出来ないのは教育委員会の所為って事かい?

どんな事でも上手く行ったら自分の成果で、失敗したら他人の所為。
その為には、どんな卑怯な手段(根拠のない思い込みによる発言及びパフォーマンス)を使っても何とも思わない。
自分の言動に、全く責任を負わないってのは、所詮弁護士の弁護士たる所以だ

まあ、その発言に対して、なんらまともな反論すらできない教育委員会も情けない。
大阪は治安を含め、府民の生活実態など様々な要因で教育の困難性を抱えている。
その部分の説明すらも出来ないような教育委員会なら、必要性すらないのではないかな。
まあ教育委員会も役人だから、仕方ないか(苦笑)
理論的に反論できないようなら、尻尾を振りながら橋下知事の靴でも舐めておけばいいさ。



さて、色々な諸条件を一切無視し、打ち上げ花火だけで話題を作る手法がいつまで続くのだろうか。
その打ち上げ花火に歓喜喝采しているバカな大阪府民は、花火の後始末をどうするつもりだろうか。
また次の、お笑い芸人知事にでも期待するのかな?
posted by 諷太郎 at 16:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

福田内閣と敗戦記念日

ここ毎日、テレビを付ければオリンピック一色。
かく言う僕も、日本選手団の動向に一喜一憂している。

時を同じくして今日は「終戦記念日」
以前も書いたように、僕は『敗戦記念日』と改正すればいいとは思うが、今回はその話しではない。

オリンピックはその後、大小の波乱を続けながら、我々を熱気の渦に巻き込んでいる。
しかしこの熱気に隠れて、本来守られるべき日本国民の生命と財産の安全を他国に売り渡そうとしている輩がいる。

そう…今日取り上げたいのは、福田内閣の犯した2つの問題点だ。

1つ目は、毒餃子事件の隠蔽工作。
コレは野党でも時期臨時国会で追求の目玉にしようとしているが、本来ならマスコミがもっと追求すべき事であろう。

毒餃子事件が報道された時、中国は「事件は日本国内の問題だ」との決着を図ろうと、科学的にも不可能な論理でもみ消しに奔走した。
福田総理は飼い主の中国様の言う通りに、毒餃子事件の徹底的な追及を指示せず有耶無耶のウチに消え去ろうとしていた。

ところが沸き上がってきたのが、中国国内での毒餃子事件。
早くからその情報を聞いていたのに、日本国内での公表はされなかった。
その理由が「中国の捜査に影響するから」…って、何なんだ!!

はっきり言えばイイではないか。
『中国様が隠してくれと仰ったので、私(福田)は、日本国民の生命の安全よりも、中国様の意向を重んじたのだよ…フフフ』ってね。


2つ目は、北朝鮮への制裁解除。
たとえ段階的部分的であろうとも、今なぜ解除する?????
今まで北朝鮮の口約束で、守られた事があったのか????

これまた6カ国会議での中国様の意向を重んじた、福田内閣の方針なのだろうナァ。

アメリカ人(特に民主党)は馬鹿が多い。
以前核問題に関して、クリントンの行った融和政策で巨額の資金が北朝鮮に流れたにもかかわらず、北朝鮮は核施設の建設を実行した。
今回の大統領選挙では、久しぶりに民主党から大統領が出る様相を呈している。
引退直前のブッシュは、事も有ろうに北朝鮮への軟弱な態度を、チラリとだが見せてしまった。
そこに付け込んだのが、北朝鮮とその父親国家である中国。
しかし、アメリカは馬鹿だけでなかった。
何だかんだと言いながらも、テロ支援国家の解除を延期したではないか。

それに反して、日本政府はもっとタチが悪い。
何ら確約も実行の可能性もないにもかかわらず、制裁解除の第1ステップを踏み出してしまった。

はっきり言えばイイではないか。
『中国様が解除してくれと仰ったので、私(福田)は、日本国民の生命の安全よりも、中国様の意向を重んじたのだよ…フフフ』ってね。


日本人は、ちっぽけな島国で育っただけの事はある。
魂を中国に売ったような男であろうと、地元でいい顔をしていれば票を入れる。
毒餃子で日本人が何人死傷しようと、北朝鮮に日本人が何人拉致されようと、それが自分の身内でなかったら悪魔にでも票を入れる。


そして、その様な国民性を知ってか知らいでか、マスコミも視聴率が稼げるニュースしか流さない。
日本の首相であるにもかかわらず、日本選手団に「せいぜい頑張ってね」との言葉かけ(@△@)

はっきり言えばイイではないか。
『中国様が金メダル欲しいと仰ったので、私(福田)は、日本選手団のメダルよりも、中国様の意向を重んじたのだよ…フフフ』ってね。



まあスポーツはさておいて、政策については今回だけは、野党の追及に期待しよう。
既に現在の与党には、自浄能力はない。
野党の政策実務能力は期待出来ないが、現在の与党は酷すぎる。
小学校の児童会運営よりも情けない。


昭和20年8月15日正午に、玉音放送を聞いた人々の想いはこんなモノだったのだろうか。
死して祖国を守ろうとした人々の想いは、この内閣に届いているのだろうか。

何ともはや…の15日だ。
posted by 諷太郎 at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月31日

福田首相「なぜ必要なのか」

米政府機関である地名委員会(BGN)が30日、竹島の帰属先について、「韓国」から「主権未指定」と変更した措置を撤回し竹島の帰属先を再び「韓国」に戻したことについて、町村信孝官房長官は日本政府としては特別のアクションを起こす考えはないと語った。

で、福田康夫首相が抗議を行う意思があるかどうかについては「ない。なぜ必要なのか」と反論した。

では福田首相の言葉を、翻訳致しましょう。

「中国は、世界4大文明発祥の地の一つであり、漢民族は日本民族にとっても父となるべく民族だよぉ〜」
「その中国の第一の長兄である朝鮮民族が『ここは兄の領地だ』と言っているのに弟分の日本が『いえいえ、ここは弟の領地です』なんて言えるわけな〜いじゃん」
「だいたい東夷と呼ばれている我が国が、父中国や兄朝鮮に文句を言うなんて大それた事が出来るわけないっしょ」
「まあ本音を言えば、中国や朝鮮の言うことを聞いていれば、自分自身が美味し〜〜〜い目が受けられるからなぁ…フフフ」
「あ、コレ…オフレコね(^^)」
ってとこかな。

でもって、「尖閣諸島も中国にお返ししてもいいでしょ」なんて言い出すんだろうなぁ…。


大変な人が総理になってるんだね(溜め息)
まあ、そんなお人を選んでるのは日本国民だから、いくらここで『日本の主権を守ろうぜ』『日本人の生命と財産を守ろうぜ』と言っても仕方ないんだろうね。

「竹島が韓国に取られても、ここに道路さえ作ってくれればワシが儲かるんだから関係ねえよ」
「北朝鮮に拉致されている日本人がいたって、ワシの身内じゃないし、制裁を解除してくれた方が、北朝鮮から安い値段でアサリが買えるから関係ないよ」
って日本人の方が…多いんだろうなぁ(…遠い目)

まあ、この様な日本人を作ったのは、大東亜戦争敗戦後の日本人だから仕方ないかぁ


もういいじゃないですか。
竹島独島に…
日本海東海に…

大義名分のないイラク戦争ではアメリカにすり寄りながら、肝心の拉致問題や領土問題ではアメリカに放置プレイされ…

それでも行きます福田丸♪♪

為政者のレベルは…その国民のレベルを物語っているのだ。
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2008年07月11日

自民党、加藤紘一元幹事長の戯れ言

今日は久しぶりに呆れ果てた事について一言。

自民党の加藤紘一元幹事長が、10日、「拉致被害者5人を北朝鮮に返すべきだった」と発言した事に対して、あらゆる方面から非難の声が上がった。

慌てたんだろうなぁ、早速『拉致という罪を犯した北朝鮮から「日本は約束を守らなかった」といわれてはならない。日本人の誇りを大切にすべきだという意味だ』と言い訳をした。

ホントごめん。
何を言っているのか、全く意味不明(^^;)

つまりは、

・誘拐犯にA君が誘拐された

→警察が犯人を見つけ、A君の身柄引き渡しの交渉をした。

→その時「A君は一度帰すが、もう一度人質として戻らせろ」と誘拐犯に言われた。

→A君が戻ってきたけど、加藤紘一は「何故、犯人にもう一度誘拐させないのだ」と警察に文句を言った。

→理由は「犯罪者との約束は大切である。A君の家族は約束を破るなどと言う誇りがないのか!!」

って事だね。


加藤紘一は自分の家族が同様の目にあっても同じ事を言うんだろうなぁ。
さすが、外務省チャイナスクールの出身だけある。


しかしだ。
加藤紘一を投票させている山形県民は覚悟しておきなさいよ。
山形県民が誘拐事件に巻き込まれても、被害者の生命より犯罪人との約束の方が優先されるからね。
posted by 諷太郎 at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

大阪府議会、代表質問考察

7月1日より大阪府議会が開会した。

3日は橋下知事の支持団体である自民党の代表質問だったが、チラリと見て『やっぱりなぁ〜』と、思っただけ。
公務員の給与に対して「1%をなんとかならないのか?(つまりは、能力給)」などと、訳の分からない質問をしている自民党議員がいただけだ。

これまでも何度も言っているように、何を持って上下をつけるのだ?
消防士のどの仕事が給料アップで、どの仕事が給料ダウンなんだ??
警察のどの仕事が給料アップで、どの仕事が給料ダウンなんだ???
教師のどの仕事が給料アップで、どの仕事が給料ダウンなんだ???

まあ警察なんかは、交通違反のキップをたくさん切った方が給料アップになるんだろうねw
あまりの無知ぶりに、この議員の見識を疑ったよ(ちなみに、役人は評価出来ると思うが)。

橋下知事も府政に関係ない話しでお茶を濁したのにはビックリ。
国家公務員の人数や給与に話しをふったのだ。

なんで国家公務員の話しなの??
ここは府議会じゃないの????


僕は何度も言うよ。
『赤字の原因でもある議会の責任も問え!!』
『削減だけでなく、これからの大阪の展望を言え!!』

何にせよ、公務員給与の削減だけで大阪の赤字が削減出来るなら、いくらでも知事さんを支持してやる。
出来やしないだろ。


さて驚いたのが、くだらない質問をした彼の自民党議員。
橋下知事の国家公務員に対する発言に関して「国政に出るのか?」まがいの質問をしたのだ。
どうしろってんだ!!

「橋下知事は知事としては無能だけど、国会議員にでもなればアホでも出来るから、国会議員でもなったらどう?」って解釈していいのかな。
それなら同感。
大仁田某ってのも議員になれたくらいだからね。



さて続いて4日、公明党と民主党の代表質問がおこなわれた。

まずは野党である民主党の質疑応答について。
人件費の削減についてだが、「教育の質の低下に直結する」「警察官の過酷な勤務状況を考慮すべき」と質問した。

それに対する返答は
『公務員は公僕ではない。府のリーダーだ』←ん?? どういう意味?
『府庁の感覚より、府民の暮らしに重きを置いた判断をしなければならない』←よく分かるぜ、民衆に迎合せよって事だな。

しかしこれって、質問に対する答えになっているのか?

民間の会社で、上司に同様の質問(と言っても、こんな質問はないだろうがね)を問われた時、橋下知事の返答で上司は納得するのかい?
少なくともワシが上司なら怒鳴りつけている。
「君はワシの言ってる意味が分からないのかね?」って。


ステレオタイプの思考法しか持たない橋下知事にとっては、未だに『公務員=役人』だ。
府民と直接関わりの大きい、教育・警察・消防なども公務員である事は、全く頭にない。
治安と教育と医療は、大都市(まあ大都市だけでなく何処でもそうなのだが、特にって事で…)を維持するための根幹になる。
安全な場所で子供に対してまともな教育を受けさせる事が出来て、初めて都市は活性化する。

その大切な部分だけを削減対象とする事は、活性化を潰しているにしか見えてこない。


間違わないで欲しい。
公務員の給与を下げるなと言っているのではない。


公務員にも様々な業種がある。
@我々の生活に密着する公務員(教育・警察・消防など)
A箱物を作って天下り先を確保る事に専念している公務員(俗に言うお役人)
B京都や大阪市で問題(仕事の中抜けや高給取り)になっている技能労務職員(別名、単純労務職員→清掃職員、学校給食員、用務員、自動車運転手、守衛、電話交換手、バス事業運転手など)

大きくわけると、これらの公務員が存在する。
赤字に関して大半の原因はAの公務員であり、Bの公務員である。
にもかかわらずアホな橋下知事も、もっとアホな大阪府民も、これらの区別が出来ていない。

知事には今回の民主党の議員の質問に対しても、これらを踏まえて府民を納得させる返答を期待したのだが…やはり出来なかった。
僕としては、これらの事を踏まえた上で返答し、更に歴代の知事と役人共の暴走を止められなかった議会の責任を追及してくれてこそ、有ってしかるべきだと思っている。

まあ橋下知事は所詮、横山ノック程度の政治能力しかないのだろう。


しかし、民主党議員君…そこん所、もっと追求しろよ。
ってか、自分たちの非についても自戒しろよなぁ。



さて次は与党、公明党の質問についてだが…これはどうしょうもないね。

しかし、公明党としてはやりにくかったろうなぁ〜。
って所でまずはヨイショ。
然るにこのままヨイショで終わるわけにはいかない。

そこで出てきたのは、文化論。
交響楽団の負担金について一言、言ってみる。

そりゃ交響楽団の存続ってのは大切な事だよ。
特に文化についての知識も理解も無い橋下知事にとっては、文化文明の違いから教えなくては何ら意味をも持たないだろう(と言っても、理解出来るとは思えないが)

しかし、今回の議題の中心は大阪経済の建て直しだろ
どのようなビジョンを持って、どのように舵を切っていくかを問うのが与党としての質問じゃないのかな?枝葉末節の質問は、大きなビジョンの中で考察していくモノだと思っているのだがね。

つまりここで与党が聞く事は、
@支出の削減額が大きいのに、国から委託された事業についての削減について、何故手をつけないのか。
A現在すでにおこなわれている、公共事業についての検証はちゃんとしたのか。そしてその損益は把握しているのか。
B現在までの赤字に対して、過去の知事だけでなく議会の責任についてどのように思っているのか。
C支出の抑制についてはまだしも、収入の増加についてどのような展望を持っているのか。その具体的な政策を提示しろ。
だろ(これに対しては、まだ考え中だとのこと…考え中ですよ…未だにね)。

自民党だけにかかわらず公明党も、アホな大阪府民に支持された橋下人気にあやかるために、尻尾をブンブン振っているのが見え見えだ。
だからこの程度の質問すらも出来やしない。


さて期待出来ない公明党の質疑に対して、これ以上言及しても仕方ない。
で最後に、4日の質疑応答について気になった事。

民主党の質問の中に「河内長野市を通過する国道371号線バイパス」があった。
面白そうなので調べてみると、大阪と和歌山を結ぶ道は湾岸沿いの国道26号線と山中を通過する国道371号線がメインになっている。
湾岸沿いは、他に高速道路も有るし、26号線バイパスも順次延びているが、大阪府河内長野市と和歌山県橋本市を結ぶ国道371号線の方は、主要幹線道路にもかかわらず相変わらずの狭い片側1車線道路だ。

今回その国道371号線のバイパス工事についてだが、財政悪化のためバイパス工事を延期させるとの事。
しごく当然(ってか、仕方ない)。

しかしその後が大笑い(笑い事じゃないけどね)。
同じく河内長野市を通過する『広域農道整備事業』延期はおろか縮小すらしないとの事。

広域農道ってのは、1日数十台しか車が通過しないような道だ。
この広域農道も柏原市から泉州まで山から山への道を造っているだけで、どう考えても国道371号バイパスより必然性は無い

でもその広域農道は環境農林水産部が進めている事業だから、御国には逆らわない橋下知事としては、間違ってもその削減は出来ないのだろう。
たとえ府民の税額を大幅にアップさせても、国のためには税金を投入するのだ。

一応、口では「国が負担すべきだ」とは言っている。
しかし、その為の動きは全く見られないし、現在おこなわれている国からの委託事業に対する削減提案は、全く成されていない。
それがすざまじい金額になっているにもかかわらずだ。


他にも私学幼稚園の補助額の減少など、大阪府の現状を全く理解しないで政策を立てている。
大阪府の幼稚園は、3/4が私学だってのにだ。
貧乏人が大阪府で子育てするなら、小学校までは親が見てやれって事らしい。

まあこの様に、その程度の事も知らないで「公務員の給与を下げた橋下知事は英雄だ」と持て囃す大阪府民は、哀れにしか見えない(自爆)
さて、次はどんなパフォーマンスをやってくれるのだろう。
でもって、アホな大阪府民は、いつまで喜んでいるのだろう。

楽しみだ。
posted by 諷太郎 at 15:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

議員の所得公開

国会議員の所得公開がなされた。
タラタラと、眺めていて思わず溜め息が出る。
彼等の1年間の年収が、ワシ達の退職金より多いではないか(@。@)
それに本当の収入は、ここに発表されているだけじゃないでしょ(憶測だけどね)
政治関係に組み込んだら、ここには出てこないしね(^^)


しかし一時、有名になった元フリーターの杉村太蔵君ですら、遙かに多いとは恐れ入る。
学校を出てからニートやフリーターの経験もなく、ひたすらコツコツと働いてきたワシ達の退職金よりも多いのだ。
棚ぼたで国会議員になってから、何ら国民のために働いていなくともだ


まあ何にせよ、何もしない議員が多すぎるのが、諸悪の根元かな?
何もしなくてもかなりの収入が得られるものだから、議員は一度やったら辞められない。
その為には自分を支持してくれる団体を持たなくてはならない。

でもって、族議員などが発生するのだろう。
その省の利益のためだけに働いておけば、再度の当選が可能になる。
自分がその省の問題に、関心があろうと無かろうとだ。

全くの勉強や政策無しに省庁のトップ(大臣)になると、口から出てくる言葉はその省庁の代弁でしかない
何の知識も頭脳もなくとも、省庁から出てきた問答を、そのまま国会で喋っていれば万事OK。
ま…冬柴さんなどもその一人だが(あ、彼は某宗教団体からの支持も強いんだった)

国会に提出される立法の7〜8割が、公官庁からのものと聞く。
それって、ほとんどって事じゃないの?
つまり日本は民主主義国家ではなく、昔(今もか?)の中国のような官僚国家のようだね。


さて、今回は大阪を例に喩えてみよう。
大阪府議会の所得公開も載っていた。

府議の平均が1565万円だと…
これまた溜め息。

今まで何度も言っているように、大阪府を赤字にした原因の一端を担っている議員が、これだけ貰っているのだよ。
役人がひたすら箱物を作っている時、何もしなかった議員がだよ。
役人が作るのをこれ幸いと、地元土建業者と癒着して、税金の無駄使いをしまくってきた議員がだよ。

そりゃウナギの偽装(ってか、詐欺事件だな)じゃないけど、どんな悪辣な方法を使っても、自分さえ儲ければいいと思ってくる風潮が、日本全域に蔓延しても不思議じゃない。


そこで強い者の味方の橋下知事は、そう言った所に全く手をつけず、「公務員の給料を減らせば大阪の未来は明るい。イルミネーションでキラキラだ!」と大声で叫ぶ。
それに対して、大バカな大阪府民は「頑張れ橋下!くたばれ公務員」って叫び返す。

そう…
両者とも、今の自分の懐が痛まなければ、他人や大阪の未来はどうでも良いのだ。

でもご安心有れ。
バカな大阪府民は近々思い知るだろう。
美味しい目をしているのは、橋下知事とその取り巻き(自民・公明・大企業関係者)だけだって事にね。

大阪府民の方は、治安の悪化、教育力の低下、救急医療及び消火活動力の減少、そして諸税のアップ、日常生活品価格の上昇、等、様々な恩恵(?)を受ける事になるだろう。
そしてワシのような年寄りになると、医療制度からも見放され、年金も減額され、日々粥をすって生きながらえる事だけを強いられるのだろう。


それはひとえに橋下知事の無策から来る。
そしてそれを見抜けない大阪府民の自業自得から来る。


難しい事を言っているのではない。
橋下知事は、立場の弱い者に対しては「職場が嫌なら辞めればいい」とか「大阪府は赤字だから痛みはみんなで分かち合おう」などと言っているが、強い者に対しては一言も言えない

まずは一言言ってみろ。
『府議会の定員は112名いますが、無能な連中ばかりだから、議員定数を50名にします。でもって議員報酬を半減します』ってね。
「二元代表制だから言えない」ってのは無しだよ。
公務員の様に実行は出来ないが、言うのは言える。



まあ大阪だけに限らず、今の福田内閣も同様だ。
橋下知事と違う所は、橋下知事はセンセーショナルにマスコミを利用し、またマスコミもバカな大阪府民を洗脳する事に一役買っている。

対して福田総理は見事に何もしない。
何もしない事が最善な事だとでも思っているのだろうか?
と言うより福田総理にとっては、ガソリン代が上がろうと、物価が上がろうと、知った事ではないのかも知れない。
それより、各省庁の利益を優先する事と、中国との主従関係を強化することに腐心しているのだろう。

何にせよ、今の状態は何もしない事は罪悪だ。
大阪府のように、単なるお門違いのパフォーマンスだけをする事も罪悪だ。


とにかく福田総理も橋下知事も、今後の展望を見せてくれ。
少なくとも年寄りが困惑しないような政策をね。
posted by 諷太郎 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

橋下知事のボーナス153万円(@。@)→でもって、ダムは造るぜ!!

今更というか、知事の報酬の高いのは分かっていたが…
たった4ヶ月でボーナス153万円かぁ。

ボーナスだけで年金生活者の1年間分より多いんだな。

本来の報酬より30%カットしているって言ってるけど、30%カットは太田元知事が以前から言っていた事だから、橋下知事が自分から言いだした事じゃない。

橋下知事は、当然月ごとに知事報酬も貰い、弁護士活動としての収入もあり、テレビ出演をしての収入もある。
橋下さんにとって知事の仕事は、単なる趣味程度の感覚でやってるんじゃないの??

元知事の太田さんが、知事を辞めた後、色々テレビ出演が増えた事もあるしね。
1期4年ほど知事をやってハクつけて、テレビのギャラアップでも狙っているんだろう。


しかし今回問題なのはそんな事じゃない。
以前も書いたが、国土交通省近畿地方整備局が河川整備計画案に4ダムを盛り込んだ事に対して、肯定的な考えを示した事だ

「切迫しているとは言えない」
などと、見事に府民を馬鹿(まあ、バカなんだが)にしたような言い方をしているが、今までの国の事業を見ていると、一旦事が動き始めたら際限なく突き進んでいく。

公務員の給与を削減するパフォーマンスで、バカな大阪府民の心を掴んでおいて、その浮いた金を府民に還元することなく土建業者に垂れ流す事が始まるのだ。
垂れ流された府民や国民の血税は、国のキャリアの天下り先となり、府のお偉い様役人の天下り先となるための資金となる。
でもって、橋下知事を支持している自民党・公明党の議員共も票や政治資金がウハウハ入ってくるって計算だな。


まともな大阪府民は、ダムは必要ないと思っている。最初ダム計画が出された時は水資源確保のためだったが、水資源確保も十分だと分かったら、いつの間にか治水対策に変わってしまった。
何の説明もなしにだ。

さらに賢い大阪府民なら分かるように、ダム建設は大規模な環境破壊に繋がる。
その地区の生態系を崩すだけでなく、今回の岩手・宮城地震で実証されたように、ダムを造る事によって山崩れが起こる危険性が格段に増えるのだ。

でも残念ながら8割を超えるバカな大阪府民は『そんなの関係ねぇ〜』の如く、ハデなら良いのだ。

なぜ滋賀県知事や京都府知事のように「いらねえよ」って言えないのだろうね。
…言えるわけないか(自民公明のシモベだもんなぁ)。


さらに4ヶ月経ったけど、大阪府経済活性化のためのプランニングは未だだに全く出ていない。
ヒステリックに叫んでいるのは「削減・削減」だけののだ。
それも、言いやすい所、取りやすい所からだけのね。


まあいずれ時間の問題だろう。
治安、教育、医療…気が付いた頃には、現状よりさらに酷い状態になっているだろう

さらに府民の経済格差は今まで以上に拡大し、年間100万円以下で生活する府民が増える一方、セレブと呼ばれる橋下知事の支持派がデカイ顔して闊歩する時期が来るだろう。

さてその時も尚、バカな大阪府民は「公務員(前から言ってるように、官庁勤めの連中じゃないよ)の給料をもっと減せ。」と言えるのかな??
posted by 諷太郎 at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

橋下知事と国土交通省との癒着?

橋下大阪府知事が公務員の人件費削減巡り、組合と11時間の交渉をおこなったが決裂したとの事。

ま、当然の結果でしょう。
小泉元総理同様、パフォーマンスだけで勝負している人だからね(ちなみに小泉さんは、やる事はやってたよ)。
だから、今回は譲るわけにはいかなかったのだろう。



今日はその話じゃない。

さて橋下知事は、自分が政界に入る時に何ら自身の政策や展望を持ってなかった。
彼自身、何をもって政界入りを決心させたのかは知らないが、少なくとも自分を支持してくれる政党を探したのだけは確かだ。
と言うか、それだけしか考えなかったみたいだ。

それは、初期の段階で自民公明が「支持」に収めようとしていたのに対し「推薦」であることを強く求めた事から推察される(結果として自民党からの推薦は得られた)。
自分自身のポリシーや政策が有れば、推薦も支持もなくてもちゃんと当選していただろう。
無いが為に、自民公明両党を頼らざるを得なかったのだ。


しかし、彼が当選してから成した事と言えば何があるのだろう?
彼の得意分野である、倒産企業からの債権の取り立て手法である「支出の削減」だけしかないではないか。

それもかなり偏った所からしか手をつけていない。
前回も書いたが、大阪府の支出の6割以上を占める『国からの直轄事業および国の外郭団体への補助金については、いっさい手をつけられていない

今日の本題。
先日、淀川水系流域委員会が国土交通省近畿地方整備局が推進する4つのダム建設について『不必要』との判断を示した
淀川水系流域委員会は国土交通省近畿地方整備局の諮問機関であるにもかかわらずだ。

それに対して国土交通省近畿地方整備局は、4つのダムを造っていくとの方針を発表した(断定的な言い方ではなかったが)。

つまりは、全く不必要な(この話は長くなるので割愛するが)ダムを造って土建業界を潤し、自分たちの天下り先を確保するために、税金の大量投入をおこなおうというわけだ。

ダムが造られるとなると、関係府県に対しても資金の提出が生じてくる。
大阪府だけでも百数十億円の支出が迫られる。

いあわせた滋賀県知事京都府知事「負担はゴメンだ」と、ハッキリ意思表示をしている。

しかし、大阪府民の85%が期待している橋下知事は「これから勉強します」とのお言葉。

5兆円もの借金を抱え、今年度だけで1100億円もの削減を目指している橋下知事にとっては、百数十億円の支出ってのは大きいんじゃないの?

今までの国営事業の大半がそうであるように、試算された金額と最終に必要になった金額とは、大きな差が出ている。
酷い場合は4〜5倍もの支出が増加している。
この場合も、下手をすれば400億から500億近い負担が生じても不思議ではない。


しかし、お国に対して(国民や府民にではないよ)忠誠を誓っている橋下知事としては、間違っても反対はしないだろう。
するくらいなら、今の段階で国からの事業に対してメスを入れているはずだからね。
それに国土交通省と言えば、橋下知事を支えている公明党の冬柴さんが大臣やってるからなぁ。


しかしもう一度言う。
府の支出の大半を占めている、国からの事業に対して、徹底的な削減を求めよ。

東京の真似をして、イルミネーションやマラソンを提案したりするだけしか能のない知事は悪でしかない。
政治についてしっかり勉強してから知事になった東国原英夫知事の真似をして、セールスマンごっこをしても悪でしかない。

テレビに出ても、東国原英夫知事のように大阪の宣伝が出来るわけでもないのに公務をほって出演しても意味はない(本人の小遣いかせぎにはなるか)。
たまにセールス活動と言っても大阪の人間にタコヤキの宣伝をしているような馬鹿げた活動も意味はない。

まあその様な知事を選んだ府民の程度は…言うまでもないか(自爆)
大阪府民は国土交通省のお役人様の為に、しっかり働いて税金を納めよう(^^)。


最後に片山善博・前鳥取県知事の話
橋下知事の意気込みは買っていたが、結果はお役人風の案になったという印象。
やりにくいところに手をつけていないからだ
例えば、国の直轄事業は府の負担金も大きいが、削減対象になっていない。
国の外郭団体への補助金も同様だ。
議員報酬や議会の政務調査費など、議会関係の削減も出てこない。
議会には、これまでの府政を承認してきた責任を問わないといけない。
結局は、従来型の改革の延長になっている。
強い人にものを言わないのでは改革はできない
「維新」というのは大勢を変えること。
国にも議会にも、ものを言うことだ。(毎日新聞より)』


まさに同感。
posted by 諷太郎 at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

橋下知事が朝礼で激怒したってなぁ…

今朝、大阪府の46歳以上の課長補佐級職員が対象で朝礼がおこなわれたらしい。
そこで男性職員が橋下知事を非難する発言をした事により、橋下知事は「私のやり方が気に入らないなら、職を変えてくれ」と激怒したとの事。

ハハハ…この件については、橋下さんの意見に賛同(^^;)

以前朝礼で女性職員が反論した事が取り上げられ、ここで自分もイイカッコしようとでも思ったのかね。
第一、役所なんか上意下達でしょ。
上役に反抗何てしたら飛ばされるのは分かってるじゃないか。

そもそも、このブログで何度も書いているように、大阪府大赤字の原因の一端は上級役人どもにあるって言ってるじゃないか。
課長補佐級職員ってのは、いずれは天下りを狙えるような位置にあるんだし、そいつらにも全く責任はないって言えないだろ。
くだらん事言ってるから、自ら首を絞める事になるんだ。
今回この発言をした役人は、辞表でも出してから言ったんだったら褒めてやるよ。
辞める気もないくせに、くだらん事言ってるんじゃない。


ってのは、この件でますます他の公務員が言われ無き非難中傷を受ける事になるからだ。

我々の生活に密着している、警察・教師・消防の人達も公務員だよ。
そりゃ確かに「コイツは辞めてくれ」って思う奴もいるが、大半の人は文句も言わずに自分の職務を遂行している。
警察や消防関係なんて昼夜を問わず命張ってるし、教師のサービス残業なんて信じられないくらいあるのだ。

以前、保険屋と話しした時に警察・消防・教師の保険料が異様に安いので聞いてみたら、その保険屋はニヤリと笑ってこう答えたのだよ。
「この職種の人達は、退職後の死亡率が高いんです。現役中のストレスが大きくて、退職したら保険受け取る前に亡くなる率が高いんです。だから保険料が安くても、会社は損しないんですよ」
当然役所の連中は、コレに含まれないとの事。
思わず納得したねぇ…。

まあそれはさておき、未だにアホな大阪府民は公務員は皆同じと思っている。
橋下知事のパフォーマンスだけに拍手喝采をしているだけだ。

横山ノックも、「自分は役所の宣伝係ですから」って言って大赤字体制を作り上げた。
学習能力のない大阪府民は、今度は「自分は自民公明党だけの政策運営者ですから(本人は言ってないよ)」と行動している橋下知事を作って満足してるんだな。


今回、ようやく府議会で議員報酬の件が話題になった(まだ話題になっただけだが…)。
ここで以前からも言ってるように、橋下知事は議員に対しては何ら一切言及をしてはいない。
本人の言い訳は「同じ府民から委任を受けた者だから言ってはならない」との事だが、言うのは勝手だ!
府の役人に「給料下げるよ」と言えるが「議員報酬下げるよ・議員数を減すよ」とは言えないのは赤子でも分かる。
でも「お前らも責任とれよ」と言ってはならないなんて、何処にも書いてない。
言えないんじゃなく、言わないだけだ。
なんせ、そうすりゃ自公民の議員様に迷惑がかかるもんなぁ。


橋下知事の視線は自民公明と国にしか向いていない。
そのしわ寄せは、じわじわと府民の方に来るだろうさ。
あ…府民と言っても、お金持ちの府民にとっては関係ないけどね。

小泉さん同様、劇場型選挙に酔いしれ、弱者をいたぶるだけの知事を誕生させた事に気が付くのは…さていつ頃になるのかな?
まあその時は、大阪の活力は亡くなってるだろうけどね(ハハハ)
posted by 諷太郎 at 13:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月07日

橋下知事応援ブログと短絡的思考

ここ最近、連日のように橋下知事に関するニュースが報道されている。
それに同調するが如く、有象無象の応援ブログが立ち上がっている。

先日もそれらのブログを渡り歩いていたが、そのブログに多く共通する考えは『公務員は今まで税金を使い美味しい目ばかりをしてきたにもかかわらず、府の財政が危機的状態にある時に寝言言ってるんじゃねえ』って事だった。
当ブログで何度も記しているように、役人とその他の公務員との違いすらも理解せずにだ。

当然僕も公務員の給与削減に対しては、緊急避難的な事として仕方ないと思っている。
しかし公務員の給与削減だけでは駄目だ。
過去の赤字に対する責任の所在を明確にする事と、その原因を容認していた府民全体に痛みを共有しなくてはならないとも言い続けてきた。

しかし応援ブログの記載者や賛同コメントを記入している者の意見は短絡的な思考しかなく「公務員の給与を減らせば大阪はハッピーになる(要約しすぎかなw)」としか思っていない節が多く見られる。


何十億もの費用をかけてでもイルミネーションをし、自分のやってきたラグビーの夢を追いかけるために学校の校庭を芝生化(その後の管理費も考えずにだ)を画策している。
その金は市町村への補助金カットから転換し、各市町村への影響は計り知れないものとなるにもかかわらずだ。

知事を応援している者の共通点は『自分の懐は痛まない』と思い込んでいる者が多い。
バッカじゃないの。大阪府民ならいずれ我が身に降り懸かってくるだろうし、今でも高齢者や低所得者に対する切り捨てがどんどんおこなわれているのに気が付いていないだけなのだ。

これら橋下知事の手法を見てふと思ったのが、小泉総理の手法と似ているって事だ。
小泉元首相は選挙を見事なまでの劇場型に変更し、自分の念願であった郵政民営化を成し遂げた。
郵政民営化で最も大きな問題点であった「郵便局が集めた資金の活用方法に問題がある」と言った討論すら消し飛ばしてまでもだ。

その時も、今回橋下知事を応援している人種と同じ連中が、劇場型選挙に酔いしれ投票し、結果として過疎地における人々に不便を強い、あまつさえは都市部に置いてもサービスの低下と言った結果をもたらしている。

橋下知事も、時には涙を流すパフォーマンスをおこない、内容無い『教育・子育て重点。子供が笑える…』を声高に叫び、『赤字なんだから仕方ない』と劇場型の手法を活用している。

だから、橋下案は「如何に弱者を切り捨てずに大阪再建をするか」と言った観点での検討が全く成されていないし、大企業や高額所得者には甘いが一般府民に痛みを強要するだけでその後の展望すら何ら具体的に表示されていない

短絡的思考の橋下知事支持者にとっては、弱者などは全く眼中にはないのだろう。
残念な事に大阪府民は…と言うか今時の日本人は、自分さえ痛まなかったらそれで良いと言った風潮が蔓延しているようだ。

この様な連中にとっては、将来の展望を示さない知事に対して、無責任な賛同や、『面白けりゃいい』と言った他人事的な発言が、社会的弱者をさらに追いつめ、より住みにくい大阪にしていくものだとは、永久に理解出来ないのだろうな。


追記:いまだに結論は出ていないようだが、先日おこなわれた「淀川水系流域委員会」では大半の知事が、国交省のダム建設推進に対して反対の意見を唱えている。
さて、自民公明両党の飼い犬である橋下知事はどのような意見を述べるかが楽しみだ。


再追記:橋下知事は国家公務員の責任問題に言及した。
それに関しては、全く賛同する。
でもね…
やはり府の議員の削減や責任については、一言もなかったね
よっぽど弱みでも握られているのかな?
posted by 諷太郎 at 07:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

橋下知事による府政改革案「大阪維新プログラム」発表

おっ!!
よく見りゃ今日は2つ目の記事だ。
何だかムラがあるのだが、まあ大切な事だから早めに書いておくか。

さて先日より予告のあった橋下知事による府政改革案「大阪維新プログラム」が発表された。
ほぼ予想通りの発表で、特にサプライズは何もなかった。

以前からこのブログでも書いてあるように、橋下知事の基本的な発想は『公的機関は営利会社と同じである』と言う全く訳の分からない理屈を通したモノだ。
公的機関が営利会社と同じわけないじゃんw
まあこの様な考え方しか出来ない輩が多いのは情けない限りだがね。

取り敢えず今回の彼の政策の中で、唯1つ評価できることは、警察官の削減を思いとどまったって事だけになる。

しかしどうしても納得出来ないのが、府民にだけ負担を強いている事だ。

この赤字問題をもう一度検証しよう。
最大の原因はバブル以降の箱物作りと大規模開発の失敗にある
その両方の目的は、上級役人の天下り先として計画されたモノだ(そうではないという奴がいたら、実例を挙げて言ってごらん)。

その様にして作られた計画は、バブルがはじけた後も無計画に再考することなく継続し、結果として大幅な赤字を垂れ流す事になった。

橋下知事の出したプロジェクト案は、この大きな責任を何ら問いつめることなく、赤字という結果だけを府民に押しつけているのだ。

公共事業失敗の責任の所在は、地方だけでなく国の場合に置いても誰一人取ろうとはしないし、責任を取らせるシステムを作ろうともしない。
なんせ上級役人にとっては、責任の所在をはっきりさせる事は死活問題になるからだ。
しかしその責任の所在を追求し、責任を取らす法案を作るのは議会であり知事の役目である。

ところがその議会も過去の知事も、今回のプロジェクト案では何ら負担を負おうとはしていないではないか。

橋下知事は給与の減給を言っているが、彼には副業も認められ、弁護士としての収入も有るので、今回の減給は単なるパフォーマンスにしか過ぎないのは小学生でも分かる(今回の減給は前知事の太田さんがすでに言ってた事だから、別に橋下知事が言いだした事じゃないしなぁ)。

しかしこの赤字の原因を見過ごしてきた議会に対しては、なんらペナルティを処さないのは、明らかに府民に対する背信行為ではなかろうか。

今回のプロジェクト案の中に、議員数の削減と議員報酬の大幅削減を記していたのならまだ納得出来るが、所詮自民公明両党から支持されて出てきたので、自民公明両党議員に不利になるような案は出せないのだろう。

彼は「大阪は赤字団体だから、痛みを分け合いましょう」と言っているが、痛みを押しつけられるのは馬鹿な府民でしかない。

間違えてもらったら困るのは、大阪市や京都などで問題になっているようなヤミ金や不正労働を擁護する記は全くない。
さらに緑のオバサンや給食の職員に800万円以上の年収を払ったり、1日30Km程運転しただけで1000万近い年収をもらうような運転手を容認する気はさらさらない

ただ、府職員の7割に当たると言われている警察・教師・消防等の年収は上記の馬鹿げた職種の連中とは大きく違い、4〜500万と聞く(平均年収を大幅に上げているのは、上級役人どもだ)。

大半の府民は(日本国民と言い換えてもいいだろう)、橋下知事同様『公務員=役所の上級役人』のイメージしか持っていない
しかし警察・教師・消防の下っ端どもは、箱物作りや大規模開発には全くの責任は無いのだ。


つまりは大バカな大阪府民は、自民公明両党の言いなりである橋下知事の思惑通り、公務員の給料削減だけを全面に押し出されて喜んでいるにしか過ぎない。

また、彼方此方のHPやブログを渡ってみても、橋元知事同様の安直で単純な思考で書かれたものが多いのには驚かせられる。

「橋下さんは頑張ってるからイイじゃない」
「公務員は今までイイ思いをしてきたから、嫌なら辞めろ」
「民間なら公務員は皆クビだぞ」

呆れてものが言えない…

公務員が民間と同じ営利目的なら、税金なんか今の10倍は取ってるよ(なんせ独占企業だぜ)。
「私も頑張っているのだから…」と、泣きさえすれば頑張ってると思われるなら、誰でも泣くよ。
イイ思いをするために警察官や消防士になるなら、命かけてまで市民を守りゃしないよ。
議会や知事の仕事や責任を、下級公務員の仕事と区別出来ない奴は、結局自分の能力の無さを他人に押しつける事しか出来ない無能者だな(今回はそう言う奴が橋下さんを当選させたのだが)。

まあ応援している大阪府民以外の者にとっては、単なる他人事だろうけどね。


さてここまで書くと「お前ならどうする」って声が聞こえてきそうだ。
公務員の給与削減に反対しているのではない。痛みは府民全員で分かちあえって言ってるだけだよ。

簡単な事だよ。
@全体的な支出の削減:これは橋下知事が、部分的(国からの委託事業には一切言及してないけど、本来はそちらの方が大きいのだ)
A過去の事業の責任追及:過去の失敗の分析と、その責任の所在をはっきりさせないと、また同じ過ちをしてしまう。
B今後の収入の見通し:支出の削減だけで大阪が経済が復活するなんて考えているのは知事だけだよ。せめて宮崎県知事のようにビジョンを打ち上げて欲しいね。
の、3点に尽きる。

すなわち
1)赤字垂れ流しを阻止出来なかった議会は、自浄作用がないと判断されるので、議席数を大幅(50人もいれば十分だろ)に削減する。
まあ議会の議席や報酬について言及する権限を知事は持ってないのは誰でも知ってるよ(2元代表制ってたんだっけ)。
でも口にすら出さないってのはどんなものかねぇ〜。

口に出さないって言うのは、赤字の原因を橋下知事が把握してないって事になるんじゃないの。

2)さらに大阪府民同様の生活をしてもらうため、給与を現行(諸手当を除いて月93万有るのだ)の半額に削減する。
当然政務調査費などは認めない。

3)知事も、府の職員募集の説明会で「給料が安くても熱意を持ってやれる人を望む」とブチ上げたように、知事報酬を月額40万程度に押さえ、副業は認めず大阪府の復興に専念する。

4)ここからはPT案の同様に、一般公務員の給与削減

5)救急医療体制の整備延期、私学助成廃止、医療助成の見直しをする。

6)府民に対しての所得税・住民税の税率を上げ、累進課税を強化する。

7)国から委託されている一切の新規土木事業禁止と、現在進んでいる事業の3年間停止

8)第3セクターに対する補助の完全廃止。出先機関の完全民営化および天下りの完全禁止

9)大阪を支えてきた零小企業に対する、事業の援助(何も補助金だけではない。それこそ他府県に行って宣伝活動でもやったらどうかな)
まあ素人の僕がざっと上げただけでも、コレくらいはあるよ。

当然府民は文句だけしか言わないだろう(特に自民公明の支持者の土建屋かな)。
しかし5兆円を超える赤字を抱えている大阪の財政を立て直すのに、橋下知事ごときが言ってるような公務員の給与削減程度で、本当に何とかなると思っているのか??

3年間本当に苦しまなければ、橋下知事を当選させた大バカな大阪府民は気が付かないんじゃないのかな。

でもまあ僕が言ったような事は、所詮橋下知事はやれないだろう。
なんせ弱者に痛みを強いる事は得意でも、自分が痛いのは嫌ってのは弁護士の常だからな。

で赤字を解消する事無しに任期を終え、その間、無能な大阪府民は「こんなになったのは公務員の所為だ」と刷り込まれ続ける事になる。

そのような議員や知事を選出したのは、他ならぬ自分たちだって事に目をつぶりながらね。


さらにだ…
橋下知事の案はひたすら削減だけを目標にしかしていない。
問題は支出を押さえるだけだろうか?
どのように収入の増加を図るかも同時に発表しなくては、未来が見えない。
(断念はしたけど)10億円かけて御堂筋にイルミネーションを作ったら大阪の未来が開けると言っただけの、小学生でも思いつかないような事しか公約としかしていない。
あ…全部の学校のグランドを芝生にするってとも言ってたな
大切な税金でグランドの芝生にして(毎年の維持費だけでもアホほどかかるぞ)、御堂筋にイルミネーション光らせて、大阪の未来は輝くのだぁ〜〜

でもって、高齢者は国からは後期高齢者医療制度で天引きされ、府税は医療制度の充実ではなくイルミネーションに使われ、また低所得者は物価も府税も上がり、大企業と自民党公明党だけが栄える大阪になる事は覚悟しておかなくてならないだろうね。

最後にもう一度。
彼を知事に選んだのは、大阪府民の責任だよ。
posted by 諷太郎 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月30日

やはりなぁ…

大阪府職員の採用試験申込者数が、現制度に変更されて以来最低になったとのニュースがあった。

さもありなん。

橋下知事は「金は出さないが熱意のある人間を求む」と言ってきたが、以前も書いたように力のある人間はそれなりの報酬を希望するのは当たり前だ
それは悪い事ではなく、自己評価の手段としては当然の方法であろう。

別段役人共の方を持つつもりはない。
なんせ大阪に限らず日本国内にで、役人共は我が省庁の利益だけを優先し活動してきた。
地方においても箱物をどんどん作り、そこを天下りの出先機関とし、税金を湯水の如く使ってきたのは改めて言うほどではない。

改革すべきはその様な役人共から、国民や府民の権利を取り戻す事であり、その為には有能な人材を集める事なのだ。

にもかかわらず赤字解消だけに目を取られ、闇雲に近視眼的に支出削減だけを叫んでいても、なんら根本的な解決には成らない。


ここでは以前から教育と治安には金をかけるべきだと説いてきた。
今日のニュースでは、ようやく警察の人員削減という脳天気なPT案は撤回したようだが当然だ。
警察人員は増やす算段有っても、削減などとは考えられもしない事であろう。

ただ公務員の給与に関しては、府職員希望者の現象でも見て取れるように、府職員だけでなく警察、消防、教師に至るまで質の低下は否めない。

何度も言うが、資質の高い人間は公務員にはならない時代が続くだろう。

大阪府の負の遺産を解消するためには、何が一番大切なのかが見えていない素人知事に期待出来るものは何もない。
「子供が笑う」をスローガンに当選した橋下知事だが『子供があざ笑う』大阪府にならないようには希望するものである。
posted by 諷太郎 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月15日

色々やるね…橋下大阪府知事

大阪府の橋下知事の「大阪府の歴代知事や副知事、職員OBらに退職金の一部返納を求めたい」発言に、波紋が起きているとのこと。

そりゃそうだろな…

しかし当ブログの「国家百年の計」でも書いたように、橋下知事の発想は、驚くべき程の単純で短絡的な発想だ

彼の脳内には、『公務員=お役人』の式しか無いようだ。

しかし人件費の大半を占めている警察官と教師の果たしてきた役割は、そんなに安直な判断で削って良いものだろうか。

大阪府の財政がこれ程の赤字になったのは、警察官の所為だろうか?教師の所為だろうか?

橋下知事の頭の中には『警察だって学校だって、赤字を出してはならない。警察は交通違反の検挙に力を入れ、反則金で黒字にしろ。学校は義務教育であろうが授業料でも取って黒字にしろ』って事らしい。

京都などで問題になった公務員の服務規程違反などは問題外。
これらの連中は懲戒処分の対象に当たることで、これらを持って公務員全員の給与の減給や退職金の返金などは、有能な人材を自ら捨てるような行為と言えるだろう。

まあバブルの時期もそうだったが、有能な人材は民間に進み、そうでない連中が公務員を希望していた(例外として、超有能な奴はキャリアや弁護士を目指していたみたいだけどね)。

赤字だから何でも許されるといった感覚で、これからの人材育成に必要な教師や、犯罪の抑止力となる警察官(交通違反の取り締まりは卑怯だと思うけどね…ハハハ)の給与をこれ以上減給すると(ちなみに現在でも、全国水準から見ると45位という非常に安い給与らしい)、ほんとうに役立たずの人材しか集まらなくなってくる。

まあ大阪府知事の給与は全国1で、橋下知事は下げるつもりはないそうだが…


先ほど公務員希望者の説明会では、給与のことを語らずに「チャレンジ精神ある、個性ある人に来てほしい」と語ったようだが、同じ仕事なら給与の多い方に就職を希望するのが当たり前だ。
間違いなく有能な人材は、大阪府から逃げていくだろうと断言出来る。


さらに気になるのは、橋下知事の副収入の事だ。
公務員は副業が禁止されている。
そう言えば警察官がコンビニでバイトしているなんて聞いたこと無い。
それに比べて橋下知事の副収入(タレントが本業で知事が副業かな?)は、一般民間人の生涯賃金を楽に超えているだろう。
タレントとか弁護士の身分であるなら、何ら異存はない。
しかし太田前知事が講演料の件で再出馬を断念したことを考えると、この橋下発言はあまりに無節操な発言ではないだろうか。


さらに大阪府の財政をこれ程までに悪化させたのは、警察官や教師達の責任だろうか?
役人共には責任はあるだろうが、馬鹿ほど箱物作って道路作って無駄金使ってきたのは、府議会の連中に大半の責任があるのではないかな?
当然その様なことを見て見ぬ振りをしてきた歴代の知事にも責任がある。
ならば知事の給与を熊本県の蒲島郁夫知事の様に府民の平均月給額と同じまで下げてみろよなぁ。
ついでに自民党公明党の議員共を含めた府会議員の給与も、それ以下に下げてみろ

出来ないだろ。
他人に厳しく身内や自分に甘い男だからなぁ。
まあ期待はしていないけどね。



この発言に対し、様々なブログやHPを見てみたが、大半が賛同する意見が多かった。
賛成派の意見としては、橋下発言同様『公務員=お役人』若しくは『警察も学校も営利団体』の発想しかない。
はっきり言って他人事発言だ。
もしくは橋下知事同様、単純思考しか出来ない視野の狭い人間が書いているだけだ。

しかし、大阪は西日本の要であるのは間違いない。
日本の半身が不自由な状態のまま、日本自体が活性化出来るはずはない。
断固とした改革は必要だし支持するが、何が必要で何が不必要なものかを判断出来ない橋下知事に対しては異論を唱えざるを得ない。

横山ノック同様にイチビリ精神が生んだ橋下知事によって、大阪府は萎縮し治安も悪化するだろう。コレは大阪府民にとって自業自得と言った類だが、気を付けなくては他府県に伝染する。

警察官を減らして、イルミネーションにお金をかければ大阪が活性化するかどうか…非常に楽しみである。
posted by 諷太郎 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

国家百年の計

おっと、たいそうなタイトルを付けてしまった(^^;)
「国家」と書いてしまったけど、今回は「大阪」の話し。

先日、大阪のタレント知事である橋下知事が掲げた改革案の中に、大阪府職員の給与10%カットと言ったプランが提案された。

この提案は、大阪府関係の全職員8万5千人の給与を、約10%切り取ることにより、300億円の歳出を削減しようとする案だ。

まあ…発想自体は悪くはない。
大阪府が赤字である以上、収入の増加が望めないなら歳出を削減するのは当然のことであり、むしろその必要性を今までやってこなかったことの方が悪と感じられるであろう。

しかしだ。
この程度の案は、政治にど素人の小生であっても作れるよ

給与をカットすることは、今問題になっている後期高齢者医療制度のように、取りやすい所から取るといった発想と同じと思うのは僕だけだろうか?

確かに大阪の官僚は、多くの箱物を自分たちの天下りの為だけに作り、また小役人共(特に京都は酷かったなぁ)は自分の仕事を削減することだけに血道を上げてきた

だからと言って、その弊害的な面に何のメスを入れることなく給与だけをカットしてお茶を濁すことは、なんら根本的な解決にはなっていないのではなかろうか。

実際その様な事態を、見て見ぬ振りをしてきた大阪府議会の議員報酬には全く手を付けようとすらしていないのをみても、橋下知事のパフォーマンスであるのが感じられる(自分の給与カットなんて、彼にとっては痛くも痒くもないだろうからね)。

結局その考え方が日本の政府にも見受けられ、各省庁の既得権には見向きもせず取りやすい所から取ると言った政策しか出せない与党と、国民に目を向けることなくひたすら「反対」だけを念仏のように唱えている野党と言った政治家を増殖させている事になっているのではないだろうか。


あ!
今日の話したいことはこれじゃない。

彼の打ち出した案に「警察官や教職員のカットも含まれる」と言うことが、大いに気になっているのだ。

まずは警察官。
ご存じのように、大阪の治安は以前よりマシになったと言え、全国平均からも犯罪発生率が高い。
今でも厳しい勤務状態であるのに、その上さらに人員の削減だけでなく給与カットまで行えば、果たして警察官の志気は維持出来るのであろうか。

次は教職員。
知事は「子供が笑う」をスローガンに掲げているが、子供を笑わせるような教育を実行出来る人材を集めるのに、給与カットを行えば優秀な人材が集まるのだろうか。
今でも教職員の希望者は減少してきている。かなり田舎の他府県まで人材を集めに行かなくてはならないのに、これ以上労働条件を悪くしていると、出来の良い人材は民間に行き、出来の悪い人材しか教師にならなくなるのではないかな?

まあ他に消防関係者なども挙げられるが、これからの日本を背負っていく為の根幹に関わる職種(教育・安全)については、給与をカットすることは馴染まないと思う。


給与カットの話しだけでなく、医療費助成13億円削減の件であるとか文化事業の切り捨てであるとか、知事の発案は単なる思いつき数字合わせの感が否めない

彼自身は才にも環境にも恵まれ思うがままの道を歩んできたのだろうが、今までの日本を支えてきたのは才も環境にも恵まれない多くの普通の人々だ。
その人を切り捨てることにより赤字を縮小するより、赤字を作ってきた官僚にしっかりと責任を負わせ、さらに過去の知事の政策を十分検証し問題点を引き出すことにより初めて次の政策が出てくるのではないだろうかと思うのだが、如何なものだろう。

知事はこれを「たたき台」だと言う。
この様な素人案しか出せない知事を選んだのは、大阪府民だ。
さて100年後…とまでは言わない…10年後に、大阪はどうなっているのか楽しみだ。
posted by 諷太郎 at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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