2007年06月30日

北朝鮮の「弾道ミサイル」ほったらかしでいいのかな?

北朝鮮が27日に発射したミサイルが、今までのような「テポドン」「ノドン」タイプでなく、新型の「短距離型弾道ミサイル」であると米ホワイトハウス・国家安全保障会議が発表した。

短距離型弾道ミサイルって…使用目的は、100%日本への核攻撃でしかないではないか(弾道ミサイルは、現在のMDシステムでは撃墜出来ない)。

後は、そのミサイルに積む事が出来る小型核弾頭の開発に全力を尽くせばいい段階まで来た。

現在の北朝鮮状況は、北朝鮮にとってかなり有利に事が運んでいる

なんせ日本国内では、必要もない参議院選挙のために「年金問題」だけが関心事になっているし、頼りのアメリカではブッシュ大統領が「小泉君が首相を辞めたから、後はどうでもイイや」って感じで、北朝鮮問題に早々と手を引こうとしている。
韓国は早くも食料支援を再開し、40万トンのコメの輸送を始めた…そのコメが軍関係にしか渡らないのを承知で…。

日本外しの4カ国協議が行われようとしている事も、北朝鮮を勢いづかせる事となり、ヒル国務次官補が北朝鮮を訪問した時も、北朝鮮は要求だけ行い何の見返りも示さなかった。
IAEAの方も、様々な理由をつけ、核開発の引き延ばしを計るだけで終わるだろう。

北朝鮮の目的はハッキリしている。
核所有国の一員になりたいだけだ。

インド、パキスタンを見ての通り、一旦核を所有した国に対する制裁はないに等しい。
北朝鮮は核を保有する事により、韓国や日本に対し圧倒的優位な軍事バランスを確保しようと考えているのだ。
その上で日本に対し軍事圧力を加え、経済制裁を解除するだけでなく、「戦後処理」の名目で膨大な資金を調達しようとしている。
その為にも、北朝鮮は小型核弾頭が開発成功するまで、あらゆる方法を使っているのだ。

またアメリカ(特に民主党)は、日本を含む朝鮮半島問題に興味はない(なんせイランやイラクのように石油も出ないしね)。
その事は、北朝鮮にいいように振り回されているクリストファー・ヒル国務次官補の言動を見聞きしていたら明白だ。
彼等にとって興味があるのは、アメリカを攻撃するかしないかだけだ。

安倍内閣は、今回の「ミサイル発射」「4カ国協議開催計画」「クリストファー・ヒル国務次官補の北朝鮮訪問」に対して、明確なシグナルを発していない

安倍総理は、目先の参議院選挙対策だけに振り回されるのではなく、クリストファー・ヒル国務次官補、もしくはライス国務長官を呼びつけてでも不快感を表明すべきなのだ。

日本国内が年金問題一色になっている間、北朝鮮はその問題すら吹っ飛ばす計画を推し進めている事を、日本国民は早く気付かなくてはならない。
posted by 諷太郎 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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